何ですと〜 凸(-_-#

さ〜いよいよ明日は久しぶりのツーリングです。何か雨の心配があるようですが、大丈夫でしょう。と思っていた所にYAMAさんからツーリング中止のメールが。何と神奈川県地方の雨の確率が70%もあるではありませんか。残念ですが仕方在りません。酒でも飲んで憂さ晴らし･･･と思ったら、程なくして今度は予定通り開催する旨のメールがYAMAさんから着信です。確認のため天気予報を見てビックリ。予報ががらりと変わってしまい雨の確率20%になっているではありませんか。慌てて同行者のけいさんにツーリング決行の電話と明日の準備に取りかかります。
まったく天気予報の二転三転にはうんざりです。

う〜眠いzzz

集合時間はいつもより早い午前６:３０です。家の庭先で眠い目を擦りながら出発の準備をしている所に、時間通りけいさんがＳＲで到着です。今回は前回御一緒した時と違い、マフラーが交換されているため、すぐにそれと解ります。にしても、良い音してますネ〜 (^^)
さて、私はと言いますと、準備に時間が掛かって出発予定時間を既に過ぎていますが、これもいつもと同じだったりします･･･ (^^ゞ
結局午前６:２５に自宅を出発、集合場所のB-POINTには午前６:３５到着です。

いざ、出陣

B-POINTには既に全員の方が集合済みです。簡単な打ち合わせの後、さぁいよいよ出発。国道51号線〜水郷有料道路〜東関東自動車道へ乗ります。と、ここで早くもペースの違いが明るみに。YAMAさん初め皆さんは文字通り「水を得た魚」。あっ！と言う間に視界から消えてしまいました。私はと言いますと、これまたけいさんと二人仲良くのんびりペース。今日は初心に返って久しぶりにゆったりツーリングが楽しめそうです (^^)
しかも、多少離れたってへっちゃらです。今回もいつもと同様、無線機を搭載済み。もっとも、それはYAMAさんとUEMさんと私の３人だけですが、その効果は充分です。
とりあえず、第一休憩地の酒々井PAに午前７：１３無事到着です。ここで本日の大まかなコースの説明を受け、自分のポジションを再確認し、再び出発です。ちなみに、私のポジションは最後尾。まさに打って付けの人事ではありませんか。これも無線機を搭載している者の定めでしょう。
酒々井PAを出発した一行は、首都高速道路湾岸線〜ベイブリッジ〜横浜新道へと順調に進みます。もちろん私とけいさん、そしてここに来てＯ川さんが一緒にランデブーを開始。時々道に不案内な私達は迷いそうになりますが、そこは無線機がカバーしてくれます。

湘南平

ここで本日第一の目的地「湘南平」はもうすぐです。左前方に所々に桜の木をあしらってちょっと小高い丘が鎮座しています。山頂にあるテレビ塔が目印。ようやく見つけた看板を左り左りへと回り込み、いよいよ登坂開始です。適度に続くコーナーを軽快に走っていると突然両翼にりっぱな桜並木が迎えてくれます。道に向かって大きく張り出した枝が空を覆い、さながら桜の花のトンネルを潜っているようです。道は降り注いだ桜の花びらで敷き詰められタイヤがスリップしそうなくらい。なんとも豪華な気分です。そして午前１０：００、程なくして頂上にある満員御礼状態の駐車場に到着し、何とかバイクを駐車した一行は、早速桜見物です。出店で売っていたビールを横目でみつつ、桜の木々に思わず感嘆の声が上がります。若干の方々は、膝枕で楽しんでいるカップルに怒りの鉄拳をぶち込もうとして取り押さえられたとかいないとか･･･
ここで、先程のテレビ塔から湘南海岸を見下ろすことに。ところがこのテレビ塔、カップルにはお馴染みらしく、その金網に二人の名前を書いた鍵を取り付けると将来二人は必ず結ばれる･･･と言う言い伝え？があるようです。まるで数え切れないほどの鍵がそこここにあります。これは利用しない手はありません。さっそくYAMAさんがUEMさんとの愛を鍵に託されました･･･て、オイオイ (^^；

西湘バイパス

湘南平を後にした一行は、国道１号線から西湘バイパスを目指します。例によってYAMAさんの巧みな誘導のお陰で全く道に迷うこともなく･･･と、思っていた矢先でした。国道１号線から西湘バイパスへ降りる道で、YAMAさん達先行の方々が左折したのに気が付かず、思わず直進してしまったのです。やっぱり無線機を持った私が第二集団を先導すべきでした･･･
とりあえず、更に先のインターから無事西湘バイパスに乗る事のできた私達第二集団は、程なくして小田原料金所でYAMAさん達先頭集団に追いつくことができました。
しかし、この時の教訓が決して生かされてはいなかった事を、後になって知らしめられるとは、この時の私達は知る由もありませんでした。

頼りは･･･

西湘バイパスから国道１３５号線を通り、湯河原に至るには、真鶴有料道路を通るルートがあります。しかし、バイクには比較的料金が割高な事もあり、旧道を通ることに。しかし、ここでちょっとしたアクシデントが。いえネ、ただ一本早く右折しすぎて、結局元の国道１３５号線に戻ってしまっただけなのですが、これがきっかけで私とけいさんは再び孤立無縁となってしまいました。頼りは無線機とYAMAさんの誘導だけです。目の前を走る大型ダンプに行く手を遮られ、遅々として前に進めません。ようやく大型ダンプが道から外れ、目の前が開けた時には新道との合流はもう目の前でした。

その時教訓は？

国道１３５号線に合流して間もなく給油のためガソリンスタンドへ。バイクのお腹が満たされた所で、今度は自分達のお腹を満たす番です。ここでスタンドから右折するのに手間取った私達は、再びYAMAさん達先行者から遅れることに。ところが、ここが女子高校の前で、しかも打って付けの女子学生の見物人が沢山いたのがそもそもの原因。AndyさんとＯ川さんがファイト一発、全開で行ったからたまりません。無線機越しに「行き過ぎ〜」と言うYAMAさんの声も虚しく、あっと言う間にYAMAさんが入ったレストランの前を通過してしまいました。折角先程反省したばかりなのに、結局教訓は生かされていません。慌てて私が追いかけ、しばしのバトル、すべてを察してか大人しく投降した二人と、私と行動を共にしているけいさんの三人を引き連れてYAMAさんとUEMさんの待つ「すかいらーく」へ到着です。

「大観山」

お腹も程なく満たされた私達一行は、いよいよ本日のディナー、箱根路「大観山」を目指します。国道１３５号線〜県道７５号線に入り、湯河原温泉街を擦り抜け、後は快適にコーナーを右に左に心地よく楽しみます。関東近郊でバイク乗りならば一度は行ってみたいと言わしめる名コースです。案の定、この日も多くのライダー達がその腕を競い合っています。それは更に「大観山」に到着したら一目瞭然です。居ます居ます、強者達が。まるでどこかの展示場の様に、有りとあらゆるメーカーのあらゆる種類のバイク達が犇めき合っています。中には原型の不明な程のチューンを施されたバイクも見られます。
ここで暫しの休憩の後、いよいよ帰路に着くことにします。

帰路

午後１：３０「大観山」を後にした一行は、大分暖かくなってきたとは言え、まだ冷たいだろう湖の水に腰まで浸かり釣りをする方達を横目に、芦ノ湖畔を左回りに進みます。一行は順調に国道１号線〜県道７５号線へと進み、いよいよ箱根路ともお別れです。やっぱりここでも私とけいさんは一緒です･･･とその時、とある交差点を左折しようと信号待ちをしていた目の前を横断する見覚えのあるバイクが一台。先行したはずのＯ川さんのXJR1200ではありませんか。何と、YAMAさん達第一集団に遅れてしまい、交差点を右折してしまったとか。ここで御一緒できて本当に良かったです。危うく遭難する所でした。
Ｏ川さんを仲間に引き入れ、私達第二集団は更に芦ノ湖畔を過ぎ、国道１３８号線から東名高速御殿場ICに、今度こそ無事に到着です。ここから次の休憩地、海老名PAまではフリー走行となります。もちろん、全員揃って千鳥足走行･･･の訳がありません。皆さん"あっ"と言う間に視界から消え去ります。私はと言いますと、やっぱりけいさんに付き合ってもらい、のんびり箱根ツーの余韻を楽しみます。

ラストラン

午後３：１５海老名PAに到着、休憩・給油し、いよいよラストランです。でも、ここからが大変。私の大の苦手な首都高速道路を抜けなければなりません。気重な中、やはり第一集団となって視界から消えたYAMAさん達一行とは別に、私とＯ川さん、けいさんの３人が仲良く御一緒します。東名高速道路は比較的あっさり交わして、いよいよ首都高速道路に突入です。案の定、そこは渋滞の真っ直中。とりあえず、多少なりともルートを知っている私が先頭に。悪戦苦闘の末、何とかレインボーブリッジ〜首都高速湾岸線を経て、東関東自動車道に入ります。
しかし、ここでちょっと不可思議な光景に遭遇。何と一台の白いバンが左路肩を後退してきます。「面白い事をする人もいるなぁ〜」と思った瞬間、私の目の前に横たわる脚立が一つ。どうやらこのバンの方が落としてしまい、それを回収するするための後退だった様です。ヒラリヒラリとこれをかわし、危うく難を逃れた私達は、一度酒々井PAで休憩し、無事午後６:１０帰宅しました。
余談ですが、何と先行したYAMAさん達一行は、それより１時間も早い午後５:００に帰宅していたとか･･･

アフターツー

もうすっかり恒例？となりましたアフターツーは潮来市にある「華の木」さんでする事に。午後７:００に集合、本日の無事を感謝しつつ、ツーリングを話題に楽しい一時を過ごします。次回は６月に山形方面とか。また数々の新たなエピソードが産まれるかと思うと楽しみで仕方ありません。いつまでも熱く語り合うメンバー達と供に、夜は静かに更けるのでした･･･て、何とこの後マージャンを楽しんだ方々も居たようです。タフですネ〜 (^^；